てんくろ家〜グレーゾーンでも普通の子〜

グレーゾーンの兄、やんちゃな妹、仕事が多忙な夫とちょっとズレてる妻による育児ブログ。療育で得た事や普段の生活で役に立った情報等載せていこうと思います。

トイレトレーニングのおまるは便座がベスト!幼稚園までに間に合うトイトレ方法

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R2年3月14日更新

 

こんにちは、てんくろです。

 

さて、前回幼稚園の事を書かせていただきましたので今回も少し入園準備に関する内容にしようと思います。

 

それは誰もが通る苦難の道、その名も「トイレトレーニング」

 

もうお済みでしょうか?

私の通う幼稚園ではこの時期、半分はまだオムツのままでやはり焦っている方をチラホラ見掛けます。

 

因みに息子は2歳9ヶ月、娘は2歳5ヶ月頃に取れました。

 

最近ではこれでも早いと言われておりますが、この問題の厄介な所が先人による圧力。

ちょっとアドバイスが聞きたいと思って親なんかに聞いてみると

 

「昔は1歳前後で取れるのが普通よ」

 

 

 

…普通よと言われても。

布オムツが主流の時代でしたからね、何がなんでも外して楽になりたかったであろう事は想像できます。

 

が、こちらは具体的なアドバイスが聞きたいのです。普通とか知ったこっちゃありません、やり方を教えてくれ!

 

「覚えてないわ」

 

ですよね。

子育て中の私ですらその頃の記憶は曖昧になり掛けているんです。そりゃ覚えてないわ。

 

でもね、ここで聞いてしまったんですよ。1歳前後で取れるという情報を。

 

いらん情報だけ足跡を残していく。焦る。誰かに聞く。終わってる。焦る。

負のスパイラルです。

 

 

今は膀胱の成長にも個人差があって取れるタイミングはそれぞれ違って良いと言うのが広まってきました。

が、幼稚園によっては入園までに外すよう言ってくるところもまだあります。

 

ので、3歳までに外れた2人を例に今回は私のやったトイレトレーニング法をお伝えさせて頂きます!

 

これで取れなくても焦らないで下さいね。方法が合っていなかったりまだその子のタイミングではないのかもしれませんので気長にやりましょう!

 

 

 

目次

 

 

 

1 トイレトレーニングはまず「トイレ」は何をする場所かを認識させる

 

 今は殆どの方が紙オムツを使用していると思いますが、その捨て場所は何処にありますか?

 

てんくろ家ではトイレの中にオムツ専用のゴミ箱(蓋付きの普通のバケツ)を置いていました。

 

そう、まずは「トイレ」とはどんな場所かを覚えてもらう必要があります。

 

オムツを使っていると「トイレ」に行く必要はありません。出たら親が変えてくれます。

子供にとってのトイレは初めはオムツなのです。

 

そうなると「トイレ」って必要ないですよね?なんであるの?となってしまいます。

中には「トイレ」に行きたがらないなんて子も居て、トイトレの妨げになってしまう。

 

 

であれば初めから「トイレ」を使えば良い!刷り込みです!

 

最初に行ったのは子供が歩けるようになったらオムツを「トイレ」で変える事です。

「出たね、じゃあトイレに行こうか」

と声を掛け一緒に歩いて「トイレ」まで行きます。そして中でオムツを変えたら自分でゴミ箱(我が家ではバケツ)に捨ててもらいます。

「出来たね」と褒めるのを忘れずに。

 

まずは「トイレ」はオムツを変える場所と覚えさせるのです。

 これにより「トイレ」の存在と何をする場所なのかを大まかに把握してもらいます。下準備といったところです。

 

 

 

2 出なくても良い、まずはおまる(便座)に座らせる

 

おしっこの間隔が2、3時間開くようになったらトイトレの始めどきだと言われています。

こればかりは上記でも述べましたが個人差がありどうしようもありません。

 

が、オムツを外して初めて我慢を覚える子も居ますのでとりあえず挑戦してみて駄目だったら一旦諦めましょう。

やはり焦りは禁物です。

 

あと始めるなら夏が良いとよく聞きますが、結果的に2人は冬に外れました。

個人的には水分をあまり取らなくなる冬の方が間隔が開き成功し易いと思いますが、洗濯物が多くなるという点ではやはり夏の方が向いてます。

 

 

 

間隔が開いてきたら次は実際にトイレで出す練習です。

オムツを確認して2時間近く濡れてなければ声を掛けてみます。

 

「ちょっとトイレに行ってみようか」

 

ここで「おしっこ出てないから」と言うと思い出して出てしまうかもしれないので余計な事は言いません。とにかくトイレに行ってみよう。

 

 

てんくろ家では便座に乗せるタイプのおまるを使っていました。↑の座る部文がそのまま便座に乗せられます。

周りで聞いた限りでは

 

  • 乗せるタイプは1人で座れなかったり踏ん張る時足が浮いてるので出しにくく失敗し易いが普通便座への移行はスムーズ
  • 独立タイプは足がつくのでうんちが出しやすく場所を問わず使えるので1人で勝手にしてくれ早く外れ易いけど便座への移行に手間取る事がある

 

 といった意見でした。これは好みになりますので合ったものをご用意ください。

てんくろ家のやり方ですと便座タイプの方が合っているかもしれませんが、独立タイプをトイレに置けば問題ないかと思います。

 

 

トイレに着いたら「ちょっとオムツ見せてね」と言いながら素早く脱がしおまるに跨がせてスタンバイします。

(ズボンを履いたままで良いのでおまるに跨がる練習を事前にしておきます)

 

「あれ、おしっこ出てないね。今でそう?」

 と聞くと上手くいけば出してくれます。そこですかさず褒めます。

 

「わあ!おしっこ出たね!やったぁ!すごいね!上手!」

 大袈裟に褒めます。拍手なんかして持ち上げてください。

ここで出なくても焦らないで下さい。というかこの後全然出来なくなったりします。

 

とりあえずオムツが濡れてなければ「トイレ」に連れて行きおまるに座らせる。

出来たら褒め出来なければすぐ切り上げる。(切り上げた後すぐオムツにしたりもします、おいーと思いますが次も座ってみようとか話しながら直ぐに交換しに行きましょう)

 

これをひたすら繰り返します。

何度か成功してくるとそのうちおしっこが出そうと教えてくれる子も居ます。

 

 

 

トイトレを始めたらオムツが濡れたら直ぐに交換するようにしましょう。

「トイレ」でオムツを変える出たら「トイレ」に行く→出そうになったら「トイレ」に行く

という流れで行けるとスムーズに進むと思います。

 

オムツの消費量が恐ろしい事になりますので安いので良いです。蒸れてる時間が無くなるので肌あれも起こしにくいです。(肌が弱い等あればお財布がキツいですが無理せずいつものオムツを使いましょう)

 

因みに息子の場合は取れた後も暫くは教えてくれず、娘はトイトレ前にオムツにおしっこが出た事を教えてくれる子でした。

 

トイトレは親の根気もかなり必要です。1時間毎にトイレに連れて行ったり取れた後も気を張っていないといけないので時間と余裕がある時に一気に進めた方がストレスも少ないです。

 

 

 

3 おまる(便座)でうんちが出来たらその時から外す

 

てんくろ家の2人はおしっこが毎回「トイレ」で出来るようになってからうんちが出来るようになるまで時間が掛かりました。便座タイプだったからかもしれませ。

 

うんちが既に成功している子ならいつ外しても良いと思います!

ここからは本当に親のやる気次第です!

 

 

子供は遊びに夢中だったり気分だったり色々な理由で「トイレ」に行きたがりません。娘は未だにうんちが出てしまう事があります。

 

ですが失敗するからといってオムツを使っていたらいつまでも外れません。手洗いするのは大変ですがこちらが我慢しましょう。

 

 

 

おしっこがほぼ「トイレ」で出来るようになったらあとはうんちです。

 

これはもう子供の事をよく見てるしかありません。

うんちが出そうになる時の行動をしたら急いで「トイレ」に連れ込み座らせる。これだけです。

 

これで成功したらその場でオムツは卒業です。

 

 

 

…卒業です。(震え声)

 

もう両方共「トイレ」で出来るのです。子供の準備は調いました。後は親が頑張る番です。

おしっこの時間を気にし、うんちの兆候を見逃さずいつでも「トイレ」に行けるようにしておく。これだけです。

 

この期間に入ったらなるべくトイレの近くにいましょう。

といっても共働きの方だと難しいかもしれませんね。1日2日で習得できるようなものではありません。

 

夏が良いと言われる理由の一つは、夏休み等の長期休みにこれを一気に行えるからもあると思います。

 

とにかく後は親が気にしてあげる、ここを乗り越えられればオムツが外れます。

 

 

 

 

トイレトレーニングは根気と根性が必要

 

如何でしたでしょうか?

参考になるのか怪しくなってしまいましたが、こんな感じでうちの2人はオムツを外しました。

 

いかにトイレを優先する生活を送れるか。

 

もうこれだけです。時間と余裕がかなり必要です。

周りに協力者が居れば良いですが、これを1人で行うのは結構精神的にきてしまうんですよね。本人のやる気がないと尚更イライラしてしまう。

 

なので元気がない時はやめておきましょう。こちらが疲弊するだけです。

周りの協力が得られたり、1週間など期限を決めたりして折り合いを付けながら進めてみてください。

それを繰り返すうちに、今ならこの子外せるかもというタイミングが来ます。

 

幼稚園までに間に合わなければ小学生までに間に合わせれば良いのです。

 

親にやってもらっていたものを自分でするようになる。

親の手を離れるという意味で、トイトレは自立への一歩かもしれませんね。

 

 

 

少しでも参考になれば幸いです。

本日も長くなりました、それではまた。

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