子供が片付けをしないNG言動|楽しく片付けさせるコツとは
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こんにちは、てんくろです。
子供が大きくなるにつれ増えるおもちゃ。皆さんはどのように管理していますか?
遊び方も激しくなり気付けば部屋中おもちゃだらけ。片付けても片付けても次々と出される始末。
「ちゃんと片付けなさい!」
…と怒っていませんか?
薄々気づいてると思いますが、怒っても片付けてくれる事ってありませんよね。
一体どうすれば片付けてくれるんだろう
今回は子供が片付けをしないNG言動と、上手に楽しく片付けが出来るコツをお伝えします。
〜目次〜
子供が片付けをしないNG言動
子供が片付けをしないのはNG言動をしているからかもしれません。
ではどんな言動がいけないのか、よくあるNG言動パターンはこちら。
- 親が片付けてしまう
- 片付けをしないと怒る
- 片付ける前に次のことをさせる
- 片付けをしなくていい日がある
思い当たる節はありますか?一つずつ解説していきましょう。
親が片付けてしまう
子供が片付けをしないからといって親が1人で片付けてはいませんか?
特に子供が見ている状態で片付けてしまうと、子供は片付けなくて良いんだと思ってしまいます。
もし片付けたいのであれば一声掛けましょう。
「このおもちゃ遊んでる?遊んでないならしまおうね」
こんな感じに伝えてみてください。
これで子供が片付けをしないようなら「ここに置いて置くね」と言って四隅にまとめておきます。あとで子供と一緒に片付けましょう。
決して親だけで片付けをしないよう注意してください。
片付けをしないと怒る
いくら言っても片付けてくれないからと声を荒げても効果はありません。あるとしても最初の1、2回ですぐ慣れてしまいます。
【怒られてから片付けをする=怒られるまで片付けをしなくていい】
となってしまわないように気をつけましょう。
言っても片付けてくれないのなら、逆に子供にどうしたら片付けるのか聞いてみます。
◯時になったら片付ける
ママパパと一緒なら片付ける
今の遊びが終わったら片付ける
子供に考えさせることで、納得して片付けに気持ちを切り替えることができます。
それに片付けることが“嫌なこと”にならないためにも怒るのは控えた方が賢明です。
約束したら必ず守らせましょう。
「約束したよね」と怒るのは大丈夫です。約束を破る子にならないようしっかり伝えたいところですね。
片付ける前に次のことをさせる
ご飯やお風呂など、次の行動に移る前に片付けをしていますか?
遊びながら片付けるのは子供には難しい場合もあります。
ですが遊び終わったのであれば、片付けるまでは別の行動をさせないようにしましょう。
おやつが食べたいと言ってきたら、片付けたら食べようと提案するなどして
【遊ぶ→片付ける→別のことをする】
という図式が身につくよう心がけましょう。
片付けをしなくて良い日がある
いつもは子供が片付けをしないと怒るのに、出掛ける前は急いでいるからと片付けをしないまま出掛けていませんか?
時間がないからといって片付けをしないままでいると、子供も覚えてしまい
「時間ないから帰ったらやる」
と言い出します。
あとでやるという癖がつかないためにも、片付けをしてから出かけましょう。
また、部屋が散らかっている状態が続くとその景色が普通になってしまい、片付いた部屋のイメージが浮かばなくなる恐れがあります。
常に片付いた部屋にするのは大変です。
ですが、子供が片付けをしない原因を少しでも取り除くためにもここは親の頑張りどころ。子供と一緒に乗り切りましょう。
子供に片付けさせるコツとは?
では子供に片付けをさせるコツとはどんなことでしょうか。
まずはこの4点を軸に始めてみましょう。
- 一緒に片付ける
- おもちゃの家を決める
- 片付けながらゲームをする
- 「片付ける」ではなく「しまう」という
1.一緒に片付ける
子供が片付けをしないからといって1人で片付けさせる必要はありません。
例えばお友達が片付け終わっていない時、あなたはどんな言葉を掛けますか?
遊んだ人が片付けるんだよ
一緒に手伝うよ
後者の方が圧倒的に使うと思います。
“1人で片付けなさい”ではなく“一緒に片付けようか”で良いんです。そうするとお友達に対しても同じことをするようになります。
2.おもちゃの家を決める
子供が片付けをしない原因の一つに“おもちゃをどこに仕舞えば良いか分からない”というのがあります。
私たちにも家があるように、おもちゃにもそれぞれの家を決めてあげましょう。
片付けがビックリするほどスムーズに進みます。
分かりやすいのは、それぞれの収納箱にしまうおもちゃの写真を貼ること!同じ見た目なので小さい子でも分かりやすいです。
イラストや文字で書くのも良いですし、子供がお気に入りのシールを印代わりに使うのも良いですね。
3.片付けながらゲームをする
子供が片付けをしないのは楽しくないからかもしれません。片付けは楽しいこと、とはなかなか思えないものです。
だったら片付けをゲームにしてみるのはいかがでしょうか?
【誰が1番多くおもちゃをしまえるか】
【この箱いっぱいにおもちゃを入れたら勝ち】
【時計の針が◯になるまでに片付けた人にはご褒美があるよ】
ゲーム方式だとおもちゃを適当に片付けてしまいますが、スピードは圧倒的に早くなります。急いで片付けてほしい時に使うと効果的です。
とりあえずおもちゃを入れておく箱があると便利です。
4.「片付ける」ではなく「しまう」という
実は【片付ける】という言葉は子供には抽象的で難しい表現です。
おもちゃの家を作るのと一緒で、言葉も正確な指示にするだけで子供は片付けやすくなります。
同時にどのおもちゃから片付けるかを伝えてあげるのも大事です。
小さい子は特に何から手をつければいいのか分からずあちこちウロウロしてしまうことも。
「本を本棚にしまって」
「ぬいぐるみは箱のお家に入れて」
どのおもちゃをどこにしまうかを伝えることで、子供自身がどう動けばいいのか分かりやすくなります。
そのうち指示がなくても、1つのものからどの場所に片付けるというのが出来るようになってきます。
お小遣いを上手に使う方法もありますので合わせて試してみてください。
まとめ
子供が片付けをしないのは、やることが多くてどう動けばいいのか分からないのかもしれません。
親が指示を出し上手に誘導する
片付けた部屋を見て達成感を覚える
子供自身が流れを覚えて1人でも片付けられるようになる
片付けを楽しんでできるようになってくれたら嬉しいですね。
いろんな方法を試して自分の子に合ったやり方を見つけてみてください。