息子の特徴【3歳編】
こんにちは、てんくろです。
本日は息子の3歳〜4歳までの様子を書きたいと思います。
今回のメインは【療育施設とはどんな場所か】です。
療育施設とは一体どんな場所でどういう事をするのか?
7月〜3月まで通わせていただきましたがとても良かったのでそこをメインに書かせていただきます。
言葉の発達
3歳になったばかりの頃はまだ2文語を話していました。
まだまだ何を言っているか分からない状態で、静かに遊びに集中してしまう。
喋るより遊ぶ方が楽しいことだったのでしょう。
それでも大分お話ししてくれるようになったなと悠長に思っていたのですが、あくまで親目線であって他人はそうは思ってくれません。
3歳児検診でついに居残りをくらいます。
内容は言葉の遅れがあるから療育の施設に定期的に行ってみないかというお誘いでした。
すごく下手に話されたので不思議だったんですが、療育を勧められることを嫌がる親もいるからなんですね。
子供が生き辛くなる方がよっぽど可哀想だと思いますが、そう思えない親もまだまだ居るようです。
療育教室については後ほど詳しく書かせていただきます。
そこに通うことで言葉が増えるということはありませんでした。
この時、息子の中で知らない子に興味が出れば増えたのかもしれませんが、おそらくはまだ遊ぶ方への興味が強かったんだと思います。これも個性ですね。
抵抗できるのか?
ここで1つ不安に思ったのは、幼稚園に通うようになって相手に嫌なことをされた場合『やめて』と言えるのか。
普通の幼稚園に通わせる以外を考えていなかったのがここへ来て療育を勧められ、尚且つ主張ができないとなるとまずいのかと思い始めました。
小さい頃から児童館などで相手におもちゃを取られたりしても泣かず、じゃあ違うので遊ぶと切り替えが早かった息子。
それはそれで良いことなんですが、嫌なことをされた時もされるがままにならないだろうかと不安に思っていました。
ただでさえ言葉も遅れているのに思ったことを口に出せるのか、と。
これが療育に通って良かったことの1つなのですが、個性が強い子達に囲まれて流石の息子も思うところがあったのでしょう。
ある時遊びを邪魔されて「やめて」と言ったのです。先生と一緒に喜んでしまいました。
先生がつきっきりでなくても自分の意見をちゃんと言えるのなら、普通の幼稚園に通わせても大丈夫かなと判断し療育は4歳手前で終了します。
結局言葉はゆっくりゆっくりと進み、幼稚園に通い出してから一気に加速するのでした。
文字、数字への興味
3歳4ヶ月、それは突然やってきました。
喋りが遅かったので分からなかっただけかもしれませんが、息子は突然ひらがなを読み始めたのです。
それまで本にはあまり興味がなかったのでどうやって覚えたのかはよくわかりません。
ただ今が始めどきだと思い、知育絵本を用意してみたら見事に吸収。
あっという間にカタカナ、アルファベットまで覚えてしまいました。
このことから息子は情報が目から入るタイプなのだと分かりました。
口で説明するだけだと想像ができず理解できない。
↓
紙に書いたり実践すればできる。
これが分かってからはいろんなことを文字やイラスト付きで書いて貼るようにしました。
トイレにはトイレの入り方、洗面所には手の洗い方。
するとじーっと見て実践してくれたのです。
【分からないこと、忘れがちなことは紙に書き出す】
息子が大きくなったらこのことをちゃんと伝えていこうと思っています。
療育施設の内容
療育施設ではどんなことをやるのか。
まず療育施設はいつでも入れるというわけではありません。
簡単な目安
- 親が心配、不安に思っている
- 療育が必要だと認知される
- 施設に受け入れの空きがある←重要
基本無料で、私のところは月3回、幼稚園入園前までというものでした。
たまたま私が勧められた時は空いていましたが、すごく人気でいくら親が望んでも施設に空きがないと通わせてもらえません。
空きが出るまで待つか、どうしても行かせたい方は民間の療育教室などに個人で契約して通わせます。
正直そこまで不安ではなかったのですが、私が見落とすことで息子が今後困るのは嫌だと思い通わせてもらうことにしました。
紹介されたのは自転車で行ける距離の療育保育園。
時間は14:30〜16:00。
一体どんなことをするんだろうと不安に思いながら出向いた初日。
子供が遊んでいるのをただ見ているだけ、幼稚園のプレとあまり変わりません。
私はどうすれば良いか分からず特に何もなく終わってしまいました。
しかし何日か通ううちに、やっと先生の接し方と声かけに気付きます。
〇〇くんはこれが上手だね
〇〇ちゃん、一緒にやろうか
〇〇くん、こうしてみようよ
〇〇くん、嫌ならやらなくて良いよ
必ず名前を呼ぶ
これは名前を言わないと誰に対しての言葉か分からないからです。
否定の言葉は使わない
否定だとどうすれば良いか分からないので、必ず「こうしよう」と次の行動(正しい)を伝えます。
本人が嫌がることはやらなくて良い。ただし最低限のルールは守ろうと伝える
椅子に座って本を聞く時間だったら「本は嫌なら聞かなくていいから椅子には座ってようね」と全く違うことをして良いわけじゃないことを教えます。
それに対して、今この子はどんな状況かを親に教えてくれました。
ここまでは出来るね
こういう性格だからこうしていった方が良いと思うよ
これはその都度注意していくしかないかな
漠然とあった不安が、療育に通ったおかげで少しずつ晴れていくのを感じました。
今何ができるかを理解し、できないことはゆっくりでいいから一歩ずつ進む。
普通の子育てとなんら変わりありません。その子に合わせた子育てをすれば良いだけ。
関わり方や対処法などこれからどうしていけば良いかを詳しく聞けたので、通うことができて本当に良かったです。
療育での教えはどの子にも通用する
療育に行く前のイメージは【障がいを持った子が通う場所】でした。
しかし、行ってみたら【どんな子にも通用するやり方を教えてくれる場所】でした。
実際小学校ではグレーゾーンの子に合わせて口頭での指示からプリントや簡潔な説明に変えたところ、他の子供たちへの伝達も良くなったと言います。
息子に対しても身構えることなく普通に接していこう、躓いたら一緒に考えよう。
これで良いんだ
そう思えたことが1番の収穫でした。
まとめ
3歳〜4歳で大きく変わったのは文字、数字が読めるようになったことでしょうか。
興味がある時に一気に伸ばすのは大事ですね!
今はアルファベットは怪しくなってしまいました。毎日見るものではないので、ポスターか何かを貼っておけばよかったと。
療育がメインになってしまった感が否めませんが、普通の子でも通う価値があることを伝えたく書いてしまいました。
もし進められても不安に思わず、是非通って不安に思ってることやどうしたらいいか分からないことなど聞いてみてください。
独りで抱えるのはとても辛いです。相談できるところは多い方がいいです。
いろいろな情報を得てどれが自分の子に合うか試してみましょう。
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